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アメリカン・ホンダモーターからミッドサイズセダンの「アコード」とSUVの「パイロット」のフルモデルチェンジが発表された。いずれもアメリカでベストセラーモデルで「アコード」は11代目、「パイロット」は4代目となる。

ホンダ アコードはアメリカで市民権を得て50年に渡りベストセラーを続けている。そして2023年モデルとして11代目となるアコードが、エレガントで洗練されたデザインを纏って誕生。日本を含むグローバル展開される予定となっている。

フロントマスクは先にフルモデルチェンジとなったシビックに通じるデザインで、車体寸法は7センチ伸びている。インテリアでは、メーターがデジタル化され、10.2インチのモニターパネルと、ハイブリッドモデルにはホンダ最大となる12.3インチのタッチスクリーンが採用される。上位モデルにはGoogle built-inを搭載され、ナビゲーションや、エアコンの温度設定などが音声操作できるようになる。安全運転支援システム「ホンダ・センシング」の性能も向上されている。

パワートレインは、ハイブリッドモデルが2リッター、アトキンソンサイクル直列4気筒直噴エンジンに2モーターを組み合わせたシステム合計204馬力、ベーシックモデルは1.5リッター、VTEC直列4気筒ターボエンジン192馬力にCVTの組み合わせとなる。

ホンダ パイロット トレイルスポーツ

アメリカ専用モデルの「パイロット」は「パイロット トレイルスポーツ」と名付けられ、オーセンティックなオフロード走破性と快適なデイリーユースを実現するSUVとして2023年フルモデルチェンジされる。

大きく直立したグリルと、張り出したフェンダーに大径のタイヤによって強調された力強いスタイリングとなっている。パワートレインは3.5リッター、285馬力、V6 24バルブ DOHCエンジンにパドルシフト付き10速ATの組み合わせ。

ホンダ史上最も大きく、最もパワフルなSUVが2023年「パイロット トレイルスポーツ」だ。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:American Honda Motor