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私の言葉が私をさがしてゐる晩夏 千葉市 木村史子 <評>うそ偽りのない自分を表現したい。その思いを受けた言葉が私を捜すのだ。そんな詩作の夏がまた終わろうとしている。 打ち水をせし中華屋に労働者 調布市 田中泰彦 <評>労働者に親しまれて繁盛する町の中華料理屋。打ち水に主人のねぎらいの心…