コネクターが溶損する問題で収束の兆しが無いGeForce RTX 4090搭載の12VHPWRですが、専門家から不完全接続が原因ではないかと指摘がありましたが、完全接続された状態で利用していても12VHPWRコネクターが溶損する事例が出現したようです。
これまでの12VHPWR溶損問題
NVIDIAのGeForce RTX 4090に搭載されている12VHPWRでは発売から1ヶ月を経たない内に12VHPWRのアダプターやネイティブの12VHPWRケーブルのコネクター部が溶損する事例が相次いで報告がされています。
- RTX 4090搭載の12VHPWRが溶損したという報告が出現する。このときはケーブルの曲げすぎが原因として挙げられる
- 12VHPWRアダプターの中に低品質かつ規格外のケーブルが混じっている事が原因として複数のメディアで報じられる
- 12VHPWRアダプターを介さずに接続されたRTX 4090が溶損した事例がReddit上に出現
- 12VHPWR溶損についてはコネクターが完全接続されていないことが原因と電源ユニットの開発者が発言
このように様々な説が挙げられ、それを打ち消すような事例が相次いでいますが、12VHPWR溶損についてはコネクターが完全接続されていないことが原因と電源ユニットの開発者が発言という説を打ち消すような溶損事例が出現しました。
なおこの問題は10月25日頃から自作PC界隈を騒がせていますが、NVIDIAからの公式な発表は一切出ていません。
完全接続された状態でRTX 4090の12VHPWRが溶損
Redditにu/m_hijazl氏がZOTAC GeForce RTX 4090 AMP AEROの12VHPWRコネクターとアダプターコネクターが溶損する様子を投稿しました。u/m_hijazl氏によると、Cyberpunk2077をプレイ中に画面が点滅し始め、焦げた臭いに気付いてコネクターを確認すると12VHPWRコネクターが溶けていたとの事です。
u/m_hijazl氏は使用状況に関してケーブルに極端な曲がりが無い他、コネクター類はクリック音がするまで差し込んでいたとのことで、不完全な接続が原因で溶損が発生しているとする電源ユニットの開発者の発言を打ち消す事例となってしまっています。
12VHPWRの問題について、相次いで溶損事例が報告されているのですが、NVIDIAからこの問題について進捗も何も発表が無いのは問題ですね。溶損事例が1例だけであればまだしも、日を追うごとに増えてきているため発売中止し、原因と対策が分かるまで使用を控えるように案内を出すなどするべきと思います。
あと、来週には同じく12VHPWRを搭載するRTX 4080なども登場するのですが、こちらも問題が無いのか気になる所ですね。この状態で発売に踏み切れば非難を浴びるのは間違いないのですが、NVIDIAがどのような対応を取るのか注目です。
すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。
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