この秋、“火曜よる9時”という新たな舞台で生まれ変わる人気ミステリー『科捜研の女 2022』。
10月18日(火)に初回2時間スペシャルでのスタートが迫るなか、東映京都撮影所で囲み会見が行われ、榊マリコ役・沢口靖子、土門薫刑事役・内藤剛志、新メンバー君嶋直樹役・小池徹平の3人が出席。
作品にかける思いを語ったほか、生まれ変わった科捜研の新セットがお披露目された。
◆クール&シック!沢口靖子がマリコの“大人感”を醸し出す
囲み会見では、“火曜よる9時”という新たなステージに降り立つ心境を、沢口が「『またマリコに息を吹き込むことができるんだ』…と、うれしい気持ちになりました」と告白。
さらには最新鋭の設備が揃い「今どきの科学ラボという印象」になったという科捜研の新セットも自ら紹介し、「演出、カメラワーク、照明、衣装など、すべてにおいてクールで硬質でスピード感あるドラマを提示しようと挑戦しています」と、現場全体の意気込みを熱く語る。
そして、「私自身も作品に向き合う基本的な姿勢は変わりませんが、放送時間が繰り下がることもあり、“大人モード”を醸し出していきたい。ファッションもシックになり、“マリコが大人になった”と感じていただけたらうれしい」と、マリコの“大人度”をアピール。
また、新メンバー・小池の印象については「まるで少年漫画から飛び出してきたヒーローのよう(笑)!しかも、お芝居がとてもしっかりしていらっしゃる」と絶賛。
「登場シーンは専門用語でバトルしながら自己紹介する…といった、緊迫感漂う科学者同士らしい場面でしたが、やりとりをしていてとても気持ちが良かったです」と、頼もしさを感じていることを明かした。
◆内藤剛志、前シーズンとは違う境地を!“転校生”小池徹平、現場は刺激的
長年、沢口とタッグを組んできた内藤も「放送枠が変わるのは、また新たなチャレンジで、非常にワクワクした時間を過ごしています。やっちゃん(=沢口靖子)とも、『いろいろ新しくしていこう!』と細かく話しています」と新境地に意欲満々。
小池についても「化学変化を起こしてもらいたい」と大きな期待を語った上で、「この現場では新メンバーか先輩かなんてまったく関係ありません。科学がどんどん新しくなるので、全員が毎回ゼロからのスタート。小池くんと一緒に、みんなで作っていこうと考えています」と“ワンチーム”を強調する。
そのチーム入りを果たした小池は「僕は16歳のときに大阪から上京して転校したのですが、まさにそのときの気持ちを思い出しています。でも、現場には長く続くシリーズゆえのチームワークがあり、非常に温かく居心地がよいですし、逆に“転校生だから”という遠慮が一切ない空気にものすごく救われている部分があります」と、プロ同士がリスペクトしあう現場の雰囲気を説明。
「僕にとっても、この作品はものすごいチャレンジ。毎日たっぷり刺激をいただいています!」と目を輝かせた。