【秋田】比内地鶏発言、県ＨＰで改めて陳謝　知事「真意は別にせよ極めて不適切」

秋田県の佐竹敬久知事は９日、８月の大雨で深刻な被害を受けた比内地鶏を巡る自身の発言について釈明する文書を、県のホームページに掲載した。
「私の発言の一部で、真意は別にあるにせよ、極めて不適切な発言をしたことについて、特に生産者や関係者の皆様には誠に申し訳なく思っている」と改めて陳謝した。

知事は文書の中で、比内地鶏の生産羽数が減少し生産コストが上昇する中、他県との産地間競争が激化していると説明。現在の比内地鶏を高級ブランドとして維持しつつ
「比内鶏」のうま味を生かした新商品を生み出せれば「より大きな市場を獲得でき、生産規模の拡大や地場産業の基盤強化につながり、若い後継者も育つ」との思いが発言の真意だったとした。

秋田県ホームページ「比内地鶏に係る知事の発言について」
https://www.sakigake.jp/news/article/20220910AK0005/