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いわゆる“統一教会”を6年前に脱会した元2世信者の小川さゆりさん(仮名・26)は7日の会見で、「どうかこの団体を解散させてください」と訴えました。会見では、ハンカチで目元をぬぐう姿もみられました。小川さんの涙の理由は――?
会見が始まってから約50分後、教団側からの会見中止を求める通知書が届きました。
小川さん(仮名)の夫
「今、旧統一教会の方からメッセージが届きました。ここには彼女の両親の署名が入っています。“彼女は精神に異常をきたしており、元首相の銃撃事件以降、その症状がひどくなって、多くのウソを言ってしまうようになっています。そのため、『この会見をすぐに中止するように』”というメッセージが届きました」
会見の司会者から「このまま会見を続けても大丈夫ですか?」と問われた小川さんは「大丈夫です」と即答し、うなづきました。すると、「可能な限り…無理しないでください」と声をかけられる場面もありました。
小川さんは合同結婚式で結ばれた両親から生まれ、「20年間、恐怖を伴う洗脳を受けてきた」と話します。
“統一教会”元2世信者 小川さゆりさん(仮名・26)
「両親は多額の献金を繰り返し、生活はとても苦しく、私は幼少期から学生時代にかけて、見た目の貧しさから長期にわたっていじめを受けてきました」
脱会した後も、入退院を繰り返すほどの精神疾患を患ったといいますが、小川さんは「夫と出会って、4年間ずっと私を支えてくれました。なので現在、私は正常です。(両親側と自分の)どちらが悪なのか、これを見てくださっている多くの方はわかってくれていると私は信じています」と、しっかりした口調で話しました。
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12日、教団と小川さんの双方が「news zero」の取材に応じました。
教団の広報は12日、取材に対し、「2世の方々が家庭連合(“統一教会”)の被害により痛みや悲しみを受けていたことに関しては、本当に申し訳ないと思っている。謝りたい気持ちでいる」とコメントしました。
しかし小川さんに対しては、「ご両親のお話だけに耳を傾け、今回のFAXを送ったということに関しては、よく考えないといけない行動だった」とするにとどまり、教団側から謝罪はありませんでした。
さらに、教団側は「まずは、ご両親としっかりと向き合って話してほしい。その上で希望するのであれば、教団との説明や話し合いの場を設けることは考える。小川さんと対立したいという思いは全くない」とコメントしました。
これを受けて、小川さんは「『対立したいとの思いはない』というFAXの文面ではなかった。両親は私の病気について向き合わずに、放置してきた。“統一教会”や両親は悪霊や私の努力のせいにして、病気だとも思っていなかった。それを会見中に『この精神疾患を負っているので、今、それが悪化している』と決めつけ、『だから私はウソをつく』と,、公の場で病気について話さざるを得ない状況をつくった。それは精神疾患を負う全ての人への侮辱行為に他ならない」とコメントしました。
小川さんは会見後、現役信者からの誹謗(ひぼう)中傷がエスカレートしているといいます。小川さんは「公の場で謝罪し、FAXを送った趣旨について説明してほしい」と強く求めました。
引用元: ・元2世信者の会見中に統一教会が「精神に異常をきたしている」と中止要請 教団がコメント「よく考えないといけない行動だった」 [Stargazer★]
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