D1グランプリの2023年暫定カレンダー発表。第9戦／第10戦にお台場が復活

　11月12日、ドリフト最高峰のD1グランプリシリーズは、2023年の暫定カレンダーを発表した。2021年まで開催されていた筑波サーキットが第3戦／第4戦として復活したほか、第9戦／第10戦の舞台として、ひさびさに東京・お台場のNOP地区がカレンダーに加わった。

　2022年は5大会・全9戦が行われたD1グランプリ。今季は横井昌志がチャンピオンを獲得したが、11月13日のエビスでの第9戦ではベスト4で起きたクラッシュの破片がスタンドのファンに当たるという事象が起き、途中終了という幕切れとなった。なおケガをしたファンはすぐに救急車で病院に搬送されたが、診断結果は軽傷で、すでに退院しているという。

　そんなシリーズの2023年に向けた暫定カレンダーが12日に発表されたが、全5大会・10戦が行われることになった。まずシリーズ開幕を前に、恒例の東京オートサロンでのキックオフドリフトが行われ、4月には2022年にシリーズ戦だった富士での『ラウンドゼロ・D1フェスティバル』が開催される。

　その後シリーズは、5月の奥伊吹で開幕。第3戦／第4戦には、2021年以来となる筑波が復帰した。第5戦＆第6戦はエビス西コース、第7戦＆第8戦はオートポリスで開催されるが、第9戦／第10戦には東京・お台場の青海NOP地区が復活した。お台場での開催は2019年のエキジビション戦以来となる。

2023年 D1グランプリ 暫定開催スケジュール