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コロナの広まる前には、緩和ケア病棟には患者の家族が泊まることができた。個室の病室にはソファベッドがあり、そこで家族が寝起きすることができる。患者さんが危篤のときに病室に泊まり込むため、数日間だけソファベッドを使う家族がほとんどだったが、千賀子さん(仮)は違った。