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太平洋戦争中、およそ200万もの人々が福岡県門司(もじ)市(現・北九州市門司区)の門司港から海外の戦地へと出征した。再び日本の地を踏むことができたのは半数ほど。岸壁近くにあるJR門司港駅には、長い船旅を経て帰国した人々が喉を潤した「帰り水」と呼ばれる水飲み場が今も残る。第63代駅長を務…