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 クルマを所有していれば一度はやってくるタイヤ交換の時期。どうせ買うならホイールも!! ついでにインチアップもしたい! と思う人も多いハズ。でも一般にタイヤはサイズがデカくなればなるほど価格が上がってしまうワケで……結局純正サイズを選ぶなんてことも多々。

 今やアジア製のタイヤがその割安感から支持されてはいるものの、安全に寄与するパーツだけに国産にこだわりたい! という人も相当数いるというのも事実だ。

 そんな贅沢? な悩みを解決してくれるのが安心の国産。そして18~22インチと超大径タイヤをラインアップするヨコハマタイヤのAVID ENVigor S321がかなり気になる存在だ! 実際に納車直後のオーナーカーのアルファードに装着して、大径タイヤが苦手とする静粛性や乗り心地などを徹底チェック!!

文:ベストカーWEB編集部/写真:竹内英士・ヨコハマタイヤ

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外国勢に押され気味の大径タイヤ……ヨコハマにコスパ最強モデルがあった

AVID ENVigor S321は全19サイズもラインアップ。ミニバンはもちろんSUVに至るまでさまざまなモデルに対応しているもの魅力。ちなみに今回装着したのは245/40R20

 アルファードやヴォクシーなどミニバンは、大径タイヤを好む方が多い印象である。もっとも純正派も相当数存在するが、どうせ換えるならホイールも。そしてサイズを大きくしよう! と思う人も少なくないハズ。

 とはいえ価格は相当な金額となり、泣く泣く諦める。あるいは外国産のタイヤを選択する人も増えてきている、でもやっぱり国産の安心感は外せない!! と思う人も俄然多いのも事実だ。

 調べてみると、ヨコハマタイヤのエンビガーなるタイヤが市販されているではないか! しかも18~22インチとドデカいサイズ専門で安い、そのうえ国産! このタイヤの特徴を簡単にいえばドレスアップタイヤであるが、走行性能を犠牲にしていないのが最大のポイント。

 筆者は学生時代に国産セダンに某外国産の19インチ大径タイヤを装着させていたが、その思い出といえば乗り心地などすべてにおいてノーマルが圧勝。唯一勝てるのは自分好みになる見た目というのがインチアップに対する私の考えであった。

 もちろんサイズアップをして乗り心地が向上するというケースもあるのも事実だが、このように考えているユーザーも少なからずいるはずである。そういった視点でエンビガーを装着した率直な印象をお伝えしたい。

 今回は納車ほやほやのトヨタ アルファードのオーナーカーを借り出し、実際に装着&試乗してみたのでその実力をご紹介する。

インチアップのネガとおさらば!! 乗り心地&静粛性も文句ナシ

カッコもよくなるうえ、乗り心地や静粛性を損なわないのがお見事! 道路の継ぎ目などショックの多いシーンでも思い通りのラインを走れるのも◎

 まずは肝心な乗り心地から。インチアップするとホイールで走っている感覚というか、どこかタイヤの存在を忘れてしまうようなカスタムモデルが多いが、率直にいえばエンビガーにまったくそんな印象はない。サイズを変更したことを忘れるほど。インチアップしているのにフツーに乗れてしまうのが、個人的にとても好印象であった。それは市街地や高速道路といった速度域の異なるシーンであっても変わらなかったのだ。

撮影当日は1~3列目にスタッフが乗車していたが、市街地はもちろん速度域の高いシーンでも十二分に会話が楽しめるほど!

 加えて静粛性も伊達じゃない! ノーマルタイヤに比べ超扁平のため、当然エアーボリュームも少なくなる。とれば静粛性が劣るのかと思いきや、まったくそんなことはなかったのだ。運転席と助手席の乗員はもちろん、3列目に座っている人ですら極普通に会話が楽しめるほど。

 アルファードなどミニバンユーザーの大半はファミリー層である。となれば後席に座るお子さんなど家族と移動中に会話を楽しみたいものだが、それだって難なくこなせるのだ。

 乗り心地に静粛性とここまででも文句ナシなのだが、筆者個人がグッときたのはそれだけじゃない! 特徴的なトレッド面がまたいいのだ。

 見た目はかなり特徴的で、アメリカンテイストも感じる攻めたデザインを採用。実際、ステアリングを切った状態でトレッド面を見ると、このデザインが目を引くのだ。多くのカスタムモデルはホイールに目が行きがちだが、タイヤそのものでも十二分に勝負できる見た目なのも嬉しいポイント。

国産の安心感がお手頃価格で!! しかもサイズも豊富すぎっ

インチアップするだけで愛車の印象は様変わり! どうせ買うなら国産のAVID ENVigor S321を!

 そしてなんといってもAVID ENVigor S321の魅力は価格にもある。オープン価格となっているが、さまざまなショッピングサイトを編集部員がチェックしてみると、今回装着した20インチは4本で約8万円~10万円程度となっている。

 20インチともなれば価格が安価な外国勢のタイヤでも4本で7万円程度の価格設定が多い。つまりS321との価格差は約1~3万円ほどと僅差。しかもAVID ENVigor S321は国産、しかもヨコハマタイヤという超一流ブランド製だからその差額で安心感を買えると思えばお買い得だ!!

 今回はアルファードに装着したが、ヴォクシーやセレナといったミニバン。さらにはトヨタ 86やGRヤリスなどのスポーツモデル、そしてSUVにも対応するサイズをラインアップしているのも嬉しいポイント。今まさにインチアップを検討しているユーザーはヨコハマのAVID ENVigor S321をぜひ一度チェックしてほしい! 素直にオススメです!

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投稿 アルファードオーナー必見!? インチアップしたいけどタイヤ代が……ヨコハマに超イイのがあるゾ自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。