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上川隆也主演の人気シリーズ遺留捜査

集大成となる第7シーズンは、シリーズ11年の歴史の中でひときわ大きな感動を巻き起こしてきた。

9月15日(木)、そんな第7シーズンがついに最終回。

1999年のスタート以来、23年の歴史をつむいできた『木曜ミステリー』もフィナーレを迎える。

◆孤高の刑事の死!闇組織の背後に見え隠れするのは疑惑の病院長!?

9月8日(木)に放送された第9話では、神崎莉緒(栗山千明)と仲のよい組織犯罪対策二課の刑事・氷室翔太(崎山つばさ)が刺殺される事件が発生。

氷室は生前、単独でインサイダー情報の不正取引サイトを調べており、“土竜(もぐら)”を名乗る主犯の正体を突き止めていたようだった。

氷室の足跡を追った特対メンバーは、土竜が大病院の院長・物部泰弘(高橋英樹)の別荘を拠点に使っていたことをつかむ。

そんななか、氷室が5年前の通り魔事件も調べていた事実が浮上。この事件は当時、大学生だった沢村直哉(渋谷謙人)が引き起こしたもので、氷室の所轄時代の先輩・岩瀬隆介(津田寛治)の婚約者が命を奪われていた。

沢村は事件から半年後に焼死したとされていたが、岩瀬は彼の死に疑問を抱き、執念の捜査を続けていたことも判明。

糸村聡(上川隆也)は氷室の遺留品“金のチェーン”の謎を探っていたが、その鎖は岩瀬が亡き婚約者の娘、舞妓の葉月(森日菜美)に贈るはずのものだったことをつかんだ矢先、岩瀬が何物かに刺されて――というところまで描かれた。

◆糸村が挑む、過去最大の難事件!小さな折り鶴に秘められた巨大な闇

多くの謎を引き継いだ最終話では、氷室の死と岩瀬が刺された事件がさらに深く交錯。

2人を襲ったのは土竜なのか? いったい土竜とは何者なのか?

そして、疑惑の病院長・物部はどう事件に絡んでいるのか? 政界にも太いパイプを持っている物部が抱える、奥深い闇とは?

糸村は岩瀬が刺された現場で見つけた“折り鶴”を糸口に捜査を進めるが、その小さな鶴から、事件の背後に隠されていた大きな闇が明らかになっていく。

はたして折り鶴が告げる、あまりにも悲しく切ない事件の真相とは?

“木ミスファイナル”でもある最終回にふさわしく、高橋英樹、津田寛治、崎山つばさ、森日菜美ら豪華実力派ゲストがそれぞれ渾身の演技を披露。

そして、歴代の“木ミス作品”へのリスペクトを胸に集大成の第7シーズンに臨んできた上川隆也もまた、糸村への愛情を最大限に注ぎ込んで最終話を演じきっている。

愛すべき風変わり刑事・糸村が語りかける“最後のメッセージ”に注目だ。