11月15日、Tech3 E-Racingは2023年のFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)に大久保光とアレッサンドロ・ザッコーネを起用すると発表した。
電動バイクによるチャンピオンシップであるMotoEは、エネルジカ・モーターカンパニーのワンメイクマシンが使用されたが、2023年からドゥカティのワンメイクマシンでレースが行われることとなった。
そんなMotoEに日本人ライダーの大久保光が継続参戦する。大久保は2008年から全日本ロードに参戦しており、今までGP125、J-GP3、ST600を経験。2016年から2020年はスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦していた。
そして、2021年にAvant Ajo MotoEからMotoEにフル参戦しており、2022年第2戦フランス大会の決勝レース1で3位表彰台を獲得。2023年はTech3 E-Racingに移籍してMotoEを戦うこととなった。
また、チームメイトは2020年と2021年にMotoEに参戦し、2022年はMoto2を戦ったザッコーネとなる。
2023年は8大会16レースで行われることになるMotoE。開幕戦は5月12~14日のフランス大会だ。