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 西日本鉄道(西鉄)は、Z世代向けのオンラインマガジン「N×(エヌカケル)」を2022年10月3日から開設した。コンセプトは「あなたの未来に、西鉄がいる。」ということだが、どんな内容なのか開いてみた。

文:古川智規(バスマガジン編集部)


Z世代向けに記事を編集

 西日本鉄道によると「あなたの未来に、西鉄がいる。」というコンセプトには、「西鉄グループの事業や取り組み、働く人を知っていただくだけではなく、西鉄グループがつくる”未来”を若い世代に知ってもらいたい」という想いが込められているとのこと。

レトロフィットバスの記事

 またサイトネーミングの「N×」には「西鉄グループと様々なヒト・コト・モノを、「+(プラス)」より「&(アンド)」より「×(かける)」ことで、これからも西鉄が皆さまと未来を創っていきたい、またその未来がさらに大きく広がってほしいという想いが込められています」とのことだ。

 開設時の記事には内容は次のようなものがある。「のるーと」AI活用バスがもたらす変容する福岡の暮らし。「だざいふ遊園地」だざいふ遊園地はエモい。Z世代が教えるレトロポップな写真の撮り方。

AIバスの記事

 「福岡オープントップバス」こども達に憧れのお仕事体験を! オープントップバスのバスアナ体験に密着@キッザニア福岡。「レトロフィットバス」西鉄の「電気バス」への挑戦! 日本最大規模のバス保有企業が挑むEV化の道。等々だ。

 バスに関連する記事だけでも3つもあり、さすが西鉄といったところ。デザインもスッキリしていて、直感的に記事を選びやすいような配置のようだ。

大人向けには「にしてつニュース」

 昔からある西鉄の広報誌「にしてつニュース」は、初期はバスセンターや営業所に行けばもらえたタブロイド判のカラー冊子だったが、様々な変遷を経て現在では電子版に移行している。内容はバスや電車、街に関する有用な情報が詰まっている。大人向けは「にしてつニュース」ということになろうか。

昔からある「にしてつニュース」は電子版で健在!

 地元の人にはおなじみの「にしてつニュース」をはじめ、福岡を訪れる際には年齢層に応じたこれら電子版の媒体をチェックして隠れたスポットを巡ってみてはいかがだろうか。

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