JAF日本自動車連盟は、8月23日付けでの一覧としてマツダから申請されたマツダ3(BP8P)の車両登録が承認されたことを、また9月14日付けで、同じくマツダから申請されたマツダ3(BP8P)用ロールケージが承認されたとホームページに掲載した。
JAF登録車両は、規定に基づきJAFに登録された車両で、JAF公認のラリー、レース、およびスピード行事競技のみに参加することができる。2021年の登録車両一覧を見ると、マツダの現行車では2018年に登録されたロードスター、デミオ、2019年に登録されたマツダ2の名があるが、ここにマツダ3が加わった。
まず8月23日付けでマツダ3がナンバーJY-163として登録された。形式はBP8P、原動機はS8-DPTS。排気量は1,756ccとなっている。形式はファストバックで、この排気量はディーゼルのものだ。また9月14日付けでJY-163のロールケージが承認されている。
オートスポーツwebでも既報のとおり、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookに向けMAZDA SPIRIT RACINGが次期車両の準備を進めており、一時『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』のオートモビルカウンシルでの出展も予定されていた。
自らMAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptをドライブする前田育男常務執行役員は、次期車両について「最終戦の鈴鹿になりそう」と語っていたが、11月26〜27日の最終戦鈴鹿に向け、着実に準備が進んでいることが感じられる。