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 ロシュ・ダイアグノスティックス(東京都港区)は15日、新型コロナウイルスの新たな変異株「ケンタウロス株」を検出するPCR検査薬を研究用として発売した。同社は2021年2月に国内で初めてコロナウイルスの変異を調べる試薬を発売しており、今回の新製品を含めて検出できる変異は28種類に拡大し、製品数は30品目に上る。

 変異株「BA.2.75系統」(ケンタウロス)にみられる遺伝子変異のうち「K147E」「W152R」を検出する研究用試薬「VirSNiP」シリーズを4製品、追加で発売した。同社の検査装置「コバスz480」などを用いて約70分で変異の有無を判定できる。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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