上場企業の2022年の自社株買いが過去最高になった。11月中旬までの取得枠の設定は9兆円を超え、年間ベースの過去最高(06年の8兆5000億円)をすでに上回った。世界的な景気後退懸念やインフレによる米金利の上昇を背景に株価は21年の高値から2割弱安いものの、企業収益はなお高い水準にある。株価の割…
上場企業の2022年の自社株買いが過去最高になった。11月中旬までの取得枠の設定は9兆円を超え、年間ベースの過去最高(06年の8兆5000億円)をすでに上回った。世界的な景気後退懸念やインフレによる米金利の上昇を背景に株価は21年の高値から2割弱安いものの、企業収益はなお高い水準にある。株価の割…