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ワールドプレミアされた新型プリウスのシャシーには第2世代のTNGAプラットフォームが起用されている。ホイールベースは50mm長い2750mmに延長され、40mmダウンの全高に対し、ヒップポイントは30mm低くなっているという。
サスペンションは前輪がストラット式、後輪がダブルウィッシュボーン式。
prius_TNGA

パワートレインにはシリーズパラレル式ハイブリッドと外部充電可能なプラグイン・ハイブリッドの2種類が用意される。
前者はシステム出力140ps&0→100km/h発進加速タイム9.3秒の1.8Lに加え、システム出力193ps&0→100km/h発進加速タイム7.5秒の2Lも新設定。まだ具体的な数値は発表されていないが、カタログ燃費は現行モデル並みに達する見込みだという。

prius_engineprius_HEV
プラグイン・ハイブリッドにも2Lダイナミックフォース・エンジンが採用され、システム出力は223psに達して0→100km/h発進加速を6.7秒でこなす。満充電時のEV走行距離は現行モデル(カタログ値60km)と比べて50%以上も向上するという。ラゲッジ床下に搭載されてきたバッテリーはリアシート下に移されて燃料タンクと位置が入れ替えられ、おかげで広い空間が確保されて床の高さも解消。航続距離アップに貢献するソーラー充電システムも改良された上で受け継がれる。
prius_PHEV

トヨタの発表では、シリーズパラレル式ハイブリッドは今冬、プラグイン・ハイブリッドは23年春の発売予定となっているが、マガジンXでは前者が23年1月10日に、後者が同3月1日にそれぞれ正式発表される予定もキャッチしている。