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1972年の『必殺仕掛人』スタート以来、悪を成敗する痛快さで長きにわたって愛され続けている“必殺シリーズ”が、50周年を迎えた。

藤田まことからバトンを受け継いだ東山紀之が主演を務める『必殺仕事人』は、2007年にスタート。座長・東山と、当初から出演している松岡昌宏、和久井映見、“必殺仕事人”をけん引する3人も15周年を迎える。

そんな大きな節目となる2023年、1月8日(日)に『必殺仕事人』待望の最新作が放送決定。

東山紀之をはじめ、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一ら仕事人たちが世にはびこる悪を成敗する痛快エンターテインメント時代劇が、ますますパワーアップして登場する。

毎回世相を反映した問題を描き出すことで話題の『必殺仕事人』だが、今回は江戸を襲う原因不明の流行り病「鬼面風邪(きめんかぜ)」の猛威と、患者を救うために奔走しながら特効薬の開発に尽力する町医者たちの姿が描かれる。しかしその一方では、この病を悪用して“お助け金詐欺”を企てる悪人たちまで現れて…。

これはまさに、猛威を振るい続ける新型コロナウイルスと闘う現在の私たちとも重なる物語。本作では、苦しむ人々を横目に悪巧みに精を出す悪人たちが巻き起こす悲劇を必殺仕事人らしく風刺を利かせて描き出す。

◆さらば、仕事人。命の危機が迫る

これまで数え切れないほどの悪人を斬ってきた5人の仕事人たちだが、流行り病「鬼面風邪」の猛威は仕事人にも襲いかかる。

この「鬼面風邪」は、人から人に感染。咳や発疹に加え、鬼のように真っ赤な顔になるほどの発熱が続き、多くが死に至るという原因不明の恐ろしい病。特効薬もなく、感染者が増加する一方で、江戸の町は混乱を極めていく。

そんななか、その猛威が仕事人のひとりにも襲いかかり、“命の危機”にさらされる事態に。はたして、その人物とは一体。

大きな節目となる2023年の『必殺仕事人』に待ち受けるのは衝撃的な結末。必見だ。

◆東山紀之(渡辺小五郎・役)コメント

藤田まことさんをはじめ、さまざまな先輩たちが積み上げてきた50周年の中で、15年もの間、参加させていただいているというのは本当にありがたいことです。

この50年の間には、世の中的にもいろいろな動きがありましたし、“必殺シリーズ”というのは、そういった世相を反映してきたドラマなので、改めて≪時代と共に歩んできた作品≫なんだな、と思います。

あっという間の15年でしたし、自分の人生の中でも、ここまで長く時を重ねた作品というのはないですから…これからもいろんな人のお力を借りて、長く続けていけるよう努力していきたいですね。

そして、僕と同様に松岡くん、和久井さんも15周年なんです。絶対にひとりではできないことなので、縁あって俳優として組めるというのは、うれしいことですよね。それぞれが自分の人生を歩んではいるんだけど、それとはまた別の道を一緒に歩んでいる感じがするので、今後も高め合っていければいいなと思います。

時代が変わり、人の世も考え方もいろいろと変わってきていますが、“必殺”の世界観は、これからも変わらず続いていくのかなと思ってます。今回の“必殺”でもそういった世界観を皆さんにたっぷりお届けしますので、楽しんで見ていただけたらと思います。ぜひ、『必殺仕事人』最新作をご覧ください。