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 9月16日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合11番手に入った。

 今月13日に、中上は2023年シーズンもLCRホンダ・イデミツよりMotoGPクラスに継続参戦することが発表された。発表後、すぐに迎えた今回の第15戦アラゴンGPは、初日のフリー走行1回目では4番手と幸先の良いスタートを切った。

 初日は好天に恵まれ、終日ドライコンディションで行われた。午前のFP1で、中上はフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤを履き、終始このセットで走行。計21周回をこなして、17周目にマークした1分48秒862の4番手となった。

 午後のフリー走行2回目は気温26度、路面温度42度と上昇したなかで行われた。中上はこのセッション中に2セットの新品タイヤ使用して、タイヤテストを行いながら計19周回をこなした。セッション終盤にはタイヤを履き替え、フロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤの組み合わせで、FP1のタイムを0.951秒短縮する1分47秒911を記録し、トップと0.509秒差で11番手で終えている。

 2年前の2020年にアラゴンで行われた第12戦テルエルGPで、中上は初ポールポジションを獲得している。初日は僅差でトップ10入りを逃したが、2日目のフリー走行3回目ではトップ10入りを果たし、ダイレクトでのQ2進出を目指して、今季ベストグリッド獲得に挑む。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:4番手/FP2:11番手)

「今日は、FP1、FP2ともに、とてもポジティブでした。長い間トップ10にとどまることができましたが、最後にトップ10から外れ、11番手でフィニッシュしました」

「でもセッション中はかなり競争力があり、走行するたびにマシンのフィーリングがよくなりました。その点ではとても満足しています。明日がとても楽しみです。FP3でいいラップタイムを出し、Q2から予選をスタートできればと思っています」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第15戦アラゴンGP