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ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組ももクロChan

配信中の最新エピソードは、ライブの舞台裏に迫る「ライブ会場の一角にカメラを置いたら〇〇が撮れました」をお届け!

◆「何も話さなくても画面をもたせる」佐々木彩夏

今年リリースされたももクロの6thアルバム『祝典』のツアーもついにファイナル。今回はその舞台裏に設置された定点カメラが、メンバーの素顔をキャッチした!

ファイナルの舞台は、東京の武蔵野の森総合スポーツプラザだ。今まで全国各地でライブを行いながら、ご当地グルメに舌鼓を打ってきた4人。特に食いしん坊の佐々木彩夏は「地方じゃないからご飯あがんないね」と、らしさ満点のコメントを繰り出す。

この日の佐々木は“わがままかわいいキャラ”な気分なのか、不機嫌そうな表情を作っては、「しゃべることないし」とうそぶく。そして“何も話さなくても画がもつあーりん”を体現し、カメラの前でおすましして見せる。たしかにかわいいから憎めない!

「ファイナルっぽいこと言ってくださいよ」と振られると「やっと終わりまーす!」とアイドルらしからぬ(?)発言をしてメンバーに怒られるのだった。わがままを演じても、憎たらしくならないのも、佐々木の天性の素質がなせる技だ。

◆百田夏菜子の新名言「人生がツアー」

佐々木の発言を受けて、アイドルらしい“ファイナルっぽい”ことを語り出したのは高城れにだ。「終わっちゃうの寂しいし、みんなに会えなくなっちゃうのは寂しいけど、『夏バカ』(ももクロの夏恒例ライブ)もがんばるために今日のファイナルは絶対に成功させます!」

ももクロ最年長の高城が、“優等生アイドル”を演じてみせるも、メンバーはピンときていない様子。

一方、百田夏菜子は「今までありがとうございました」と言って、頭を下げる。そして玉井詩織が「今日のために全力を尽くしてきました」と言うと、佐々木がすぐさま「今までのみなさんがかわいそうだよ」とツッコんで、「あーちゃんが一番(想い)伝わってるじゃん」と笑う。

そして百田は突然「人生がツアー感あるもんね」と名言(?)を放つ。しかしこの一見大げさなセリフも、ももクロを的確に表現しているのかもしれない。

ファイナルだからといって、特に感傷に浸るわけでもなく、いつもどおり天真爛漫なももクロの4人。それは、これからも人生が続く限り、ライブというかけがえのない時間をファンとともに過ごすと信じているからなのかもしれない。

◆あーりんは“怪物”

番組後半では、佐々木彩夏のソロコンサート『AYAKA NATION 2022』の舞台裏に定点カメラを設置!

今年で6度目を迎えたこのコンサートは、佐々木彩夏がセルフプロデュースを手がける“かわいさ”と“カッコよさ”を兼ね備えた極上のエンタテインメントだ。

所属事務所スターダストの後輩アイドルたちも駆けつけ、公演に花を添える。

AMEFURASSHIの市川優月は、「普段こんなかわいい衣装着ないからさ。ほんとに1年に1回のこの『AYAKA NATION』を楽しみに生きてるみたいなとこある」とまで語る。

後輩にとっても、佐々木の“ザ・アイドル”な世界観に触れることは刺激になっているようだ。

そんな佐々木だが、ももクロのライブの舞台裏ではいつも天真爛漫に振る舞っているのに、ソロコンでは珍しく緊張している様子。

「どうしよう。めっちゃ緊張してる。がんばりまーす。死ぬほど緊張するけど、がんばります」

そんな佐々木はライブを終えてカメラの前に戻ってくると、ホッとしたような、だけど少し悔しそうな表情で語るのだった。

「いや、ちょっと…もっとこうできたなとか、もっとああすればよかったなとか、もちろんあるんですけど、こんだけやって(ソロライブは)1回しかないって儚さみたいなものがすごく…グっとくるよね。2時間のためだけに、こんながんばって、たくさん(の人が)私に協力してくれて、素敵なライブができてほんとよかったなぁって思います」

佐々木はそう語るが、『ももクロChan』のディレクターであり、『AYAKA NATION 2022』の総合演出も務めた佐々木敦規は「あの子は怪物です」と最大の賛辞を送るのだった。

「またいつかの『AYAKA NATION』でお待ちしておりますね。パワーアップしたライブが見せられるように、また一からがんばろうと思います」とも語る佐々木彩夏。

ライブが終わったばかりなのに、もう先を見据えてコメントする姿はたしかにアイドルの鑑で怪物だ! 次回公演がもうすでに待ち遠しい!