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日本への帰路は遠く、日出ずる東の果てにあるという若木が隣にあるほどでございます。西にむかって恩顧を受けた日々を思い起し、これから東に旅立ち正義のために尽くします。平生より身におびていたひと振りの宝剣を、交わりを結んだ人に贈ってこの国に留めさせていただきます。詩の最後四行は、「西望…