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さらにさらにスタイリッシュに!!! レクサス最大のヒットシリーズ「RX」 フルモデルチェンジで新型はどう進化?

 2022年6月1日、レクサスは新型ラグジュアリーSUV「RX」を公開した。日本での発売開始は「今秋」を予定。順当ならば間もなくデリバリーが始まるだろう。5代目となる新型はサイズこそ先代をキープしながら、中身は全方位への 進化を遂げているようだ。レクサス自らが「全面刷新」と掲げるその内容を見てみよう。

※本稿は2022年9月のものです
文/斎藤 聡、ベストカー編集部、写真/LEXUS、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年10月10日号

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■初代の登場は1998年 レクサスを代表するモデル「RX」

フロントホイールハウス下端からリアにかけて特徴的なラインが入るレクサス RX。現行モデルよりも凝縮された力強さを感じさせるデザインは人気が出そう

 レクサス最大のヒットシリーズとなっているのがプレミアムSUVのRXで、今年6月に5代目となる新型RXが世界初公開された。

 RXの伝統である内外装の質感の高さ、プレミアム性をさらに昇華させて登場するが、2035年にはEV専用ブランドに変貌することを公表しているレクサスのカギを握る電動技術が満載されているのもトピック。

 ボディサイズは全長4890×全幅1920×全高1695mmで、現行に比べて25mmワイド化され全高は10mmローダウンされている程度で、ほぼ同等のサイズ。

 一方ホイールベースは60mm延長された2850mmで、室内スペースの拡大により快適性を追求しているのは想像に難くない。

UX以来レクサスは積極的に左右をスパッとつないだリアコンビを採用しているが、新型RXではさらに進化!

 プラットフォームは高い運動性能を実現する「GA-K」の改良版で、上質な乗り心地と高い静粛性といったプレミアムSUVに必要な要素を大きく進化させている。

■基本グレードは4つ パワーユニットと駆動方式の組み合わせはバリエーション豊富

 基本グレードは4つあり、トップグレードのRX500hは2.4Lターボにモーターを組み合わせた新ハイブリッドシステムを採用し、新開発の「DIRECT4」と呼ばれる4WDシステムが組み合わされる注目モデルだ。

 そのほか、シリーズ初となるプラグインハイブリッドの「RX450h+」、従来モデルを進化させた2.5Lハイブリッドの「RX350h(E-Four/FF)」、ベーシックグレードの「RX350」は2.4Lターボ(AWD/FF)と、パワーユニットと駆動方式の組み合わせはバリエーション豊富で、ユーザーニーズに応えていく。

 価格は現行モデルよりもアップするのは確実で、トップグレードは1000万円前後となると予想。

●レクサス RX(450h+)予想諸元
・全長×全幅×全高:4890×1920×1695mm
・ホイールベース:2850mm
・車重:未公表
・エンジン:2.5L、直4DOHC
・最高出力:185ps/6000rpm
・最大トルク:23.2kgm/3600~370rpm
・モーター(F):182ps/27.5kgm
・モーター(R):54ps/12.3kgm
・ホイールサイズ:20インチ
・予想価格:800万円前後

■私はここに注目!!(斎藤 聡)

ホイールベースの延長により室内の快適性がアップ。レクサスの素材へのこだわりは半端なく、欧州勢も舌を巻く仕上げだ

 注目は「500h Fスポーツパフォーマンス」です。2.4L、直4ターボのハイブリッド+6速AT+後輪駆動用モーター(=eアクスル)のDIRECT4と呼ばれる4WDシステムによる走りがどのくらい楽しいか。トヨタの新4WDシステムで、前後の駆動力配分を100:0~20:80の範囲で変えることができると言います。さて、その乗り味は?

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