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BMW M2コンペティションをマニュアルで、しかも低走行距離数で。スポーツカーファンの人、ご注目!BMW M2コンペティションが現在、中古で走行距離3万km以下&低価格で販売されている。

遅くとも「1シリーズMクーペ」の発表以来、BMWはコンパクトなMモデルが少なくともクラシックな「M3」と同じくらいに需要があることを知っていた。そのため、ミュンヘンに本社を置くM社は、M社の記念すべき年に、大成功を収めた初代「M2」シリーズの後継となる新型「M2」を発表したところだ。

新型は、性能や走りの面では初代「M2」を容易に凌駕するだろうが、デザインに関しては、それほど明確なものはないように思われる。

昔の姿のファンにとっては幸いなことに、約1年前に引退したシリーズがまだ中古車市場に出回っている。そして、運が良ければ、走行距離の少ない、マニュアルミッションの素晴らしい「BMW M2」が手に入るのだ。例えば、このような個体では、ドライビングの楽しさをたっぷりと保証する。

2019年式BMW M2: 走行距離わずか27,826km

3リッター6気筒ターボガソリンエンジンを搭載した「BMW M2コンペティション(F87)」は、前オーナー、そして今のところ唯一のオーナーが、繊細な「アルパインホワイト」をオーダーし、2019年8月に初登録を行った。それ以来、このスポーティなクーペは年間1万kmも走らず、オンボードコンピューターは総走行距離27,826kmを表示している。

もちろん、「M2コンペティション」のようなクオリティのスポーツカーは、中古車として常にリスクを抱えている。しかし、ここで提供される個体は、ちゃんと整備され、中古車保証もついており、事故もない。だから、410馬力の後輪駆動車は、新しいオーナーにあと数年の喜びを与えてくれるはずだ。

妥協のないスポーティな装備のM2コンペティション

「M2コンペティション」では、装備のバージョンやエクストラを気にする必要はない。BMWは、「2シリーズ」を代表する最もパワフルな車に、必要なものをすべて装備した。スポーツシート、Mレザーステアリング、完璧なシャシー、シックなアロイホイールなど、当然ながらその内容は多岐にわたる。

しかし、このモデルのハイライトは、間違いなくトランスミッションだ。マニュアルギアボックスである「M2コンペティション」は、自動車の純粋な愛好家にとって憧れの存在に他ならない。

6気筒ターボエンジンとマニュアルトランスミッションの組み合わせにより、M社らしいピュアなドライビングプレジャーを提供する。

「BMW M2コンペティション」は、ケルンのプロバイダーである「Procar Automobile」で、素晴らしいコンディションで見学&購入が可能だ。試乗には、本気で買う気があることが必要となる。

BMWから直接購入できなくなったM社の宝石を確保したい人は、53,530ユーロ(約775万円)を口座に入金しておく必要がある。最初の1kmですでに元が取れる金額だ。

Text: Jens Borkum
Photo: Procar Automobile