Google傘下のFitbitは11月15日(現地時間)、Sense 2およびVersa 4にGoogle Walletを展開すると発表した。Fitbitには、すでに非接触決済の方法としてFitbit Payが提供されているが、今後はFitbit PayとGoogle Walletを切り替えて利用可能となる。
Google Walletは2022年のGoogle I/Oで発表された新サービス。基本的にはGoogle Payのアップデートで、クレジットカードやデビットカードなどの決済機能のほか、身分証明書やCOVID-19のワクチン接種証明、各種チケットなどを一元管理する統合サービスとなる。なお、支払い機能としてのGoogle Payという名称は残る。AppleのウォレットとApple Payの関係と同じイメージだ。
残念ながら、日本ではGoogle Walletがまだ展開されていないので、当面はFitbit Payを利用することになると考えられる。なおヘルプには、Google PayとFitbit Payを利用できるFitbitデバイスでは、Suicaを使用している場合にはFitbit Payを使用するようにとの記載がある。Google Wallet(Google Pay)が利用可能になっても、そちら側ではSuicaは使えないのかもしれない。
このほかSense 2とVersa 4では、まもなくGoogle Mapが追加され、ターンバイターン方式のルート案内が利用可能になる。経路検索はスマートフォン側で行う必要があるが、ナビゲーションが開始されれば、あとはFitbitの画面に経路案内が表示される。ナビゲーション終了後には、ルート中の歩数やアクティブゾーン(分)、心拍数などの統計情報が表示されるとのことだ。
- Source:Fitbit