9月17日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているLeopard Racing(レオパード・レーシング)は、2023年も引き続き鈴木竜生を起用すると発表した。
レオパード・レーシングは、キーファー・レーシングが母体となっており、飲料水メーカーのレオパードの支援を受け、2015年からMoto3クラスに参戦しているホンダのトップチームだ。鈴木は今シーズンから加入し、2023年で2年目のシーズンを迎えることになる。
2015年にロードレース世界選手権Moto3クラスのデビューをした鈴木は、2017年にSIC58 Squadra Corseに移籍した。SIC58 Squadra Corseでは、2019年の第4戦スペインGPで初となる2位表彰台を獲得すると、第13戦サンマリノGPでポールポジションを獲得して初優勝を達成する。
2020年は開幕3連続ポールポジションを奪取すると、第3戦アンダルシアGPで優勝を飾った。今シーズンはポールポジションと優勝こそないものの、接戦を繰り広げ3度の表彰台を獲得している。
また、現在はMoto3クラスにRed Bull KTM Ajoから参戦しているジャウマ・マシアがデニス・フォッジアの後任として2023年から鈴木のチームメイトとなる。マシアは今季2度の優勝を含む6度の表彰台を獲得しており、チャンピオン争いを繰り広げている。
そんなマシアと鈴木がチームメイトとなり、来シーズンはお互いに切磋琢磨し合い、戦う姿が見られることになりそうだ。