2021年のTicTok流行語大賞を受賞した『モテすぎて草、誘ってて森』で一躍脚光を浴びた2人組のユニット「なかねかな」が、2022年9月16日に新曲『demo』を発表。本人のTwitterアカウントで「サビで全部台無しwwww」と告知する楽曲は…クルマ好きのハートを直撃する歌詞でした。「なかねかな」ファンとなった本企画担当編集(『ビジネスパートナー』好きです)がお届けします。
文/ベストカーWeb編集部、画像/Youtube「なかねかな」公式チャンネル
■パワフルボイスの “なかねかな“と4つのコードを駆使し作曲する”ゆでたまご安井“
まずは本楽曲『demo』を、いっさいの先入観を捨てて聴いてみることをお薦めいたします。マジでいい曲なので。ドライブにピッタリ。いろんな意味で。
この楽曲を歌う「なかねかな」は、メジャーデビュー済みの立派なアーティスト。個人的には早く紅白に出てほしい。所属するワーナーミュージックジャパンの公式プロフィールは以下のとおり。
【「なかねかな」PROFILE】
“なかねかな“は希代の4コードメロディメイカー”ゆでたまご安井“による耳に残るポップなサウンドと、そのサウンドに類まれなパワフルボイスとおもしろワードを詰め込む“なかねかな“の二人組ユニット。
2020年1月頃よりTikTokで日常を切り取った歌ネタでの活動を開始。
共感できる「あるある」や、実体験に基づく「ちょっとやらかしエピソード」、役に立たない雑学などを素材として自ら作詞しパワフルボイスで歌唱する “なかねかな“と、4つのコードを駆使し作曲する”ゆでたまご安井“の二人で歌ネタを公開していたところ、5月末に投稿した「TikTokでよくみるイケメンが〜」の歌い出しで始まる「モテすぎて草、誘ってて森」が公開より1ヶ月で約700万回視聴。多くの人の共感を呼び、約10万本のユーザー動画も約2.5億万回以上も視聴される事態に。現在もその勢いは止まらず拡大中。
https://wmg.jp/nakanekana/profile/
■日本の運転免許保有率の推移
ちなみに、日本国民の運転免許保有者数は、令和元年(2019年)末時点で8215.8万人。人口比率でいうと74.8%(免許取得可能な16歳以上の人口との比率)。つまり16歳以上の日本人で運転免許を持たないのは25.2%と、約4人に1人の割合。
この比率は徐々に下がってきており、20~24歳を見ると保有率は男性76.7%、女性69.3%まで落ちる(40~45歳は免許保有率男性96.4%、女性91.3%)。
「自動車を運転できること」や「クルマそのもの」の社会的なポジションの変化が大きいことや、社会全体における経済的な余裕のなさが影響していると言われており(クルマ、高いですよね…)、また、クルマ自身も、自動運転/運転補助技術の進化やサブスク/カーシェアの台頭などで、その「ありかた」を大きく変えようとしている。
こうした事情…というか、少しずつクルマに対する関心が減ってゆき、免許保有比率が下がっていくのは、クルマ好きにとって残念なニュース。
もちろんクルマのポジションが変わってゆくのは産業的、文化的背景を考えると当たり前のことなのだろうけれども、もうちょっと手前の話として、運転免許があると(交通関連知識を備えることが前提となるため)安全に関する知識と意識が高まるし、なにより「移動の自由」は思っているよりずっといいものですよ! …と、自動車専門メディアとして伝えてゆきたいです。はい。あとMVに出ているアバルト124スパイダーは名車です(新曲の話題から離れてしまってすみません…)。
なお新曲『demo』発表を伝える告知ツイートは、2日間で5万RT、21.5万いいねを突破。添付動画再生回数は630.7万回を超えて、なお拡散中です。
投稿 人気TikToker「なかねかな」新曲が(特に)クルマ好きのハートに刺さる切ない事情 は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。