9月18日、スーパーGT GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & TeamUKYOは、チームのSNSでドライバーの谷口信輝が虫垂炎となったことを発表。谷口自身の容態は安定しているものの緊急入院となり、スポーツランドSUGOで開催されているスーパーGT第6戦決勝には片岡龍也のみで参加する調整を進めている。
9月17日に公式練習と予選が行われた2022年のスーパーGT第6戦SUGO。GT300クラスに参戦するグッドスマイル 初音ミク AMGは14番手で予選を終え、決勝レースへ向けて準備を行っていた。
チームによると、予選終了後の夜、谷口に原因不明の腹痛が発生したため、仙台市内の病院に緊急搬送が行われた。診断の結果、谷口は虫垂炎と分かり、そのまま緊急入院することになったという。
幸いにも谷口の容態は腹痛はあるものの落ち着いており、深刻な状況ではないという。しかし、すでに決勝日を迎えているスーパーGT第6戦の代役を探すことは難しく、GOODSMILE RACING & TeamUKYOは片岡ひとりで参加する調整を進めている。
なお、スーパーGTではドライバー交代があるため、1名のみの参加だとゴール要件を満たすことができずに完走はかなわない。また代役ドライバーを登録するにも、スポーティングレギュレーション第16条「ドライバーの変更」の2.には「ドライバーの変更が許される期限は競技会初日の参加確認時までとする」とあることから、この段階でのドライバー変更は難しく、片岡ひとりが出走するグッドスマイル 初音ミク AMGはレース途中で走行を終えることが予想される。
だがチームは「サーキットにお越し頂いたみなさまの前で少しでも走行している姿をお見せできればと考えております」と、サーキットに訪れたファンたちの前にグッドスマイル 初音ミク AMGの有志を見せるコメントをしている。
