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◆『歴史はなぜ必要なのか』=南塚信吾、小谷汪之(ひろゆき)、木畑洋一・編 (岩波書店・2530円) 歴史好きを公言する人や、政治に歴史が利用される場面は増えているのに、「過去」から教訓や示唆を得ようという社会の姿勢は薄れている。本書は、そんな現代を「脱歴史時代」と呼ぶ。 個人の営みでも…