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(風行社・3300円) 中絶巡る女性の葛藤、視点の深化 「ケアの倫理」の古典、増補版新訳である。原著は十六の言語に翻訳され、フェミニズム研究の金字塔として読み継がれている。 この世に生まれ落ちた赤ん坊が養育者の愛情を受けて育ち、悩める思春期を経てやがて一人の大人へと成長する。この心理的…