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image:Google

GoogleのWear OS向けコンパニオンアプリ「Wear OS by Googleスマートウォッチ」のダウンロード数が5000万を突破した。

2014年に「Andorid Wear」としてリリースされ、2018年に「Wear OS」に改名されたこのアプリ、8年越しで5000万ダウンロードを達成した格好だ。

5000万回という数は一見すると多く感じるが、10億回や50億回以上というダウンロード数が存在するGoogle製アプリの中では、少ない方だ。そして残念ながら、このダウンロード数が大きく伸びることはなさそうだ。

これまで、Wear OSスマートウォッチのセットアップには必須となっていた「Wear OS」アプリだが、Galaxy Watch 4やPixel Watch、アップデートされたFossil Gen6などWear OS 3搭載スマートウォッチでは「Wear OS」アプリを利用しなくなった。かわりに「Galaxy Wear」や「Pixel Watch」「Fossil」など、各メーカー独自のコンパニオンアプリが必要となっている。

同様に、Wear OS 3ではGoogle Fitもプリンストールされてなくなっている。

先日Fossil Gen 6にWear OS 3アップデートを配信したFossilによると、これはGoogle Fitアプリが、Wear OS 3で導入されたHealth Serviceに非対応であることが理由とのことだが、こちらはGoogleが鋭意開発中だとしている。

ともあれ、Google Playのアプリダウンロード数は、1000回、5000回、1万回など、大まかな区切りで表示される。今後、Wear OS 3が主流になっていくことを考えると、Google Playの仕様が変わらない限り、Wear OSアプリの次の区切りである1億回の表示を目にすることはないだろう。

Google謹製のPixel Watchが発売された直後に5000万ダウンロードを達成したのは、最後に注目を浴びるタイミングとしては、ちょうどよかったのかもしれない。