AMDでは2022年9月末にRyzen 7000シリーズを発売しましたが、この時点では高性能で高価のXモデルのみ発売でしたが、2023年第一四半期に価格を抑えたRyzen 7000シリーズ(無印モデル)の投入を予定しており、今回この一部仕様と価格情報が出現しました。
Ryzen 5 7600は3.7万円から登場。Ryzen 9 7900は6.9万円とコスパ高い可能性
AMDでは価格を抑えたRyzen 7 7700やRyzen 5 7600を開発中である事がSiSoftwareやGeekbenchなどで明らかになっていますが、今回リーカーのchi11eddog氏から上記2モデルにRyzen 9 7900を加えた合計3モデルの無印モデルに関して動作クロックと登場時期、そして大まかな販売価格について明らかにしています。
7900 (5.4G max):Y23 Q1 $429
7700 (5.3G max):Y23 Q1 $329
7600 (5.1G max):Y23 Q1 $229— chi11eddog (@g01d3nm4ng0) November 17, 2022
非Xモデルの中で最上位モデルとなるのはRyzen 9 7900で、コア構成自体は12コア24スレッドでRyzen 9 7900Xと同じですが、動作クロックは最大5.4 GHzと200MHz下げられた設定になっています。
ハイエンドモデルはRyzen 7 7700で、こちらも8コア16スレッドになっていますが、動作クロックは最大5.3 GHzと100 MHz下げられた設定になっています。
エントリーモデルとなるRyzen 5 7600では動作クロックは最大5.1 GHzと200 MHz低い設定になっています。
価格はXモデルに対して$70~$120安くなっており、Ryzen 7000シリーズの日本での販売価格が1ドル160円を当てはめるとRyzen 9 7900が$429で日本円換算が68,640円、Ryzen 7 7700が$329、日本円で52,640円、Ryzen 5 7600が$229、日本円で36,640円となっています。
AMDのRyzen 7000シリーズについてはCPUやマザーボードが高価であることからIntelの第13世代CPUであるRaptor Lake-Sに比べて売れ行きはあまり芳しいとは言えませんが、この無印モデルのRyzen 7000シリーズについては動作クロック以外はXモデルと同じため、パフォーマンスについてはかなり期待はできそうです。
ただ、2023年1月にはIntelはRaptor Lake-S世代(中身はAlder Lake-Sですが)の廉価モデルも投入予定のため、これらのモデルに対して大きなアドバンテージがなければかなり厳しい戦いになると考えられます。
すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。
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