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「お百度って、このお百度？」 世之介が手を合わせてその場で行ったり来たりする。 「そう、そのお百度」 「どこで？」 「そこの神社」 「みんなで？」 「そう、みんなで」 二人は食堂に入った。冷蔵庫から麦茶を出す世之介の肩に、あけみはバスタオルをかけた。 「それで、咲子ちゃんの様子は？」 思…