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阿部健吾 「今日も1番」鈴木主将は待っている 午前5時30分、新潟県妙高市、池迺屋旅館の客室のカーテンが開けられる。 「よし、今日も1番だな」 主将の鈴木創士(4年=浜松日体)は心の中で思う。閉まっていれば、同部屋の選手はまだ外に出てはいない。誰よりも早く宿を出て、標高約800メートルの山道…