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教え子でありながら、真っすぐな生き方にいつも刺激を受けているのが大鵬薬品工業製剤研究所長の岡田慎治君だ。出会いは約20年前。私が大阪府立大(現・大阪公立大)で受け持っていた必修科目の試験で、3年生の彼の得点は0点。研究室に呼び出し、結果を告げると驚いた表情をしている。彼の感覚では出来…