日米同性婚、在留認められず 「憲法趣旨に反する」 東京地裁指摘 (毎日新聞)

日本人男性と米国で同性婚した米国人男性が、「定住者」の在留資格を認めなかった入管当局の処分の無効確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(市原義孝裁判長)は30日、日本人と外国人が海外で同性婚した場合に外国人パートナーに一律に「特定活動」の在留資格を認めていない入管の運用を「『法の下……

只見線、再び宿る魂 豪雨被災から11年、きょう全線再開 撮影30年、魅力発信諦めず (毎日新聞)

2011年7月の豪雨で一部不通となり、10月1日に全線の運行が再開するJR只見線。福島、新潟両県を結ぶ山あいのローカル線は、車窓からの景色も、列車自体を含む景観も、観光客を引きつけてやまない。福島の奥会津地方には約30年にわたり、只見線を撮影し続ける男性がいる。郷土写真家の星賢孝(けんこう)……

三遊亭円楽さん 72歳=落語家 (毎日新聞)

「笑点」、落語イベント人気 テレビの演芸番組「笑点」の大喜利レギュラーメンバーとして広くお茶の間で親しまれ、落語イベントのプロデューサーとしても手腕を発揮した落語家の三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・会泰通=あい・やすみち)さんが30日、肺がんのため亡くなった。72歳。葬儀は……

『国鉄 「日本最大の企業」の栄光と崩壊』=石井幸孝・著 (毎日新聞)

(中公新書・1210円) 10月14日、開業150年の記念日を迎える日本の鉄道。これに合わせ、JR九州初代社長の著者が国鉄・JRの盛衰を振り返り、「骨太の国家戦略が必要」と説く。その中核が、旅客会社から新幹線を切り離し、貨物部門と合併させる半民半官の「JR新幹線会社」の設立だ。 人口減やコロナによ……

『カヨと私』=内澤旬子・著 (毎日新聞)

(本の雑誌社・2200円) その装丁の、なんと可憐(かれん)なことだろう。草をはむ、白いヤギの絵がちょこんと置かれた帯紙に、ひと目で心を奪われてしまった。 著者は装丁家にして、乳がんの闘病体験をまとめた『身体のいいなり』で講談社エッセイ賞を受賞した文筆家、イラストレーター。東京を出て瀬……

アニメ『ダンまちIV 深章 厄災篇』2023年1月5日スタート。キービジュアルには血みどろのベルとリュー… (電撃オンライン)

TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇』の放送が、2023年1月5日開始と発表されました。あわせてキービジュアル、ティザーPV、新キャラクタービジュアルが解禁されました。 また、2023年1月15日に迎える『ダンまち』原作小説シリーズ刊行10周年を記念して、10大……

鴻巣友季子・評 『新訳 老人と海』=アーネスト・ヘミングウェイ著、今村楯夫・訳 (毎日新聞)

(左右社・2200円) 「the boy=成人男性」の新解釈 ヘミングウェイの代表作『老人と海』の新訳が上梓(じょうし)された。同作家の研究の第一人者今村楯夫による翻訳であり、巻末には手厚い解説も収録している。 ノーベル文学賞の発表が近いが、同賞は特定の作品に与えられるものではない。しかしヘミ……