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日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組ポツンと一軒家

11月20日(日)は、ゲストに勝俣州和と久間田琳加を迎えて放送される。

「妻と10年後くらいに移住しようとよく話すんです。温泉があって海の近い場所に」と語るのは勝俣。

久間田は「私も山より海を選びがちです(笑)。おじいちゃんの家に小さな畑があって、野菜を収穫したことがあるんです。山での暮らしにも興味があるので、今日は山の魅力を知りたいです」と笑みを浮かべる。

宮崎県北部、熊本との県境の山奥でポツンと一軒家を発見!

建物の周囲は林に覆われているように見えるが、その木々を縫って家まで道が通っているようだ。久間田は「すごく深い山の中ですよね。熊も倒せそうな猟師さんが暮らしていそうです」と強靭な男性をイメージ。

勝俣は「漢方の原料となる野草を育ててそうですね。野草は山が勝手に育ててくれますから」とイメージを膨らませる。

最寄りの集落へと向かう捜索隊だが、景色はすでに集落があるとは思えないような深い山道だ。

「ここに集落があるんでしょうか…」と山道を進むと、道の脇に建物が見えてくる。その道で男性から声をかけられると、さっそく衛星写真を確認してもらう。

すると「このあたりに一軒家がポツンとあることはあるけど、ここだったかな?ちょっと違う気がする…」と自信がない様子。そこで、公民館の館長をしているという父に確認をしてもらえることに。

公民館の館長で区長もしているという男性によると、山奥で一軒家が2軒並んで建っており、80代の女性がひとりずつ暮らしているのだという。まさかの“ポツンと二軒家”に興味を惹かれた捜索隊。

しかし、その家への道のりは勾配がかなりきついらしく、区長によると「傾斜35度くらい。よくこんなところを登っていくなあ、というところを越えるんです」と地元住人でも険しい道だという。そこで、「道がわかりにくいですし、一緒に行ったほうが、(住人も)安心するので」と区長が案内役を買って出る。

区長の案内で集落から山道へと入ると、延々と下り坂が続いており、そこからUターンするような急カーブを曲がると急傾斜の上り坂が! この日は雨も降っていて、タイヤが滑りそうな悪路。ガードレールもない細い上り坂を慎重に進んでいくと、木々に隠れるように立派な古民家が2つ並ぶように建っていた。

まるで肩を寄せ合うように建つ2軒の古民家。そこでは、88歳の女性と、81歳の女性がそれぞれの家で夫を亡くして以来ひとり暮らしをしていた。捜索隊が2人に話を聞いていくと、それぞれの人生が重なり合うような不思議な人生ドラマが語られて…。