NVIDIAのGeForce RTX 4080は2022年11月16日から発売が開始されましたが、日本を含め世界中でこのグラフィックスカードの売上が芳しくないようで、400ドル高いRTX 4090に売上高が抜かされているという状態になっているようです。
売れていないGeForce RTX 4080
NVIDIAのGeForce RTX 4080については2022年11月16日から世界各国で発売開始され、日本でも23:00の深夜販売から発売を始めていますが、売れ行きがあまり芳しくない事が初回出荷本数と在庫状況から明らかになっています。
NVIDIA 4080 shipment units:
🟢30,000
NVIDIA 4090 shipment units:
🟢130,000
Total RTX 40 shipment units:
🟢160,000
NVIDIA’s 4090 was pretty much sold out at launch.
Retailers still have 4080 in stock. 😶🌫️😶🌫️
— Hassan Mujtaba (@hms1193) November 19, 2022
wccftechによると、NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズについて合計16万ユニットの出荷を行ったそうで、内訳としてはRTX 4090が合計13万台、RTX 4080が3万台となっています。
当然ながら、RTX 4090に関しては発売から既に1ヶ月以上が経過しているためRTX 4080より出荷ユニット数は多くなっていますが発売時の売れ行きではRTX 4090では全世界で初回在庫は売り切れ、入荷してもすぐに売り切れるという状態になっていました。そのため、転売などもされる状況になっていましたが、RTX 4080に関しては価格が安いモデルに関しては初回在庫で売り切れたものの、世界各国のオンラインストアを中心に多くの製品が売れ残っている状態とのことでRTX 4090の売上と比べると劣った状況になっています。
RTX 4080があまり売れていない原因としてはコストパフォーマンスや競合モデルの存在があると考えられています。RTX 4080のパフォーマンスはRTX 3090 Tiに対して20%ほど上がってはいますが、価格も同じく20%上がっておりコストパフォーマンスに関しては魅力が高いとは言えません。また、競合のAMDがRTX 4080よりも性能が高く、価格が安い12月にRadeon RX 7900 XTXを発売する予定になっているのも原因の一つと見られています。
2020年以降、グラフィックスカードの発売日にはほぼすべてのモデルが売り切れるというのが当たり前でしたが、RTX 4080については久しぶりに売れ残りが発生したグラフィックスカードになっています。
ちなみに、今もかなりの数のRTX 4080が売れ残っているようです。
11月16日 23:00発売、NVIDIA GeForce RTX 4080の予約在庫情報と仕様
RTX 4080については最も価格が安いモデルでも219,799円と高価なのですが、ここまで高い金額を払うのならRTX 3090 Tiの1.5倍以上の性能があるRTX 4090を狙うという人が多いと考えられます。また、RTX 4080のライバルでもあり、コストパフォーマンスも高そうなRadeon RX 7900 XTXの登場が12月に控えている事からこれらのグラフィックカードを待ってから購入に踏み切ろうと考えている人も居ると言えそうです。
すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。
投稿 GeForce RTX 4080はあまり売れていない模様。RTX 4090の売上を下回る は ギャズログ | Gaz:Log に最初に表示されました。