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棋風通り [後]2七桂が佐藤流。桂香をもぎとって玉頭を攻める狙いで、盤面を広く見た好手だ。一見気が付きにくいが、斎藤はこの筋をずっと警戒し、対応を練っていた。[先]1八香から面倒を見切る手もあるが「棋風通り斬り合う変化で」と[先]3六歩。これが用意の手だ。[後]1九桂成[先]3七桂で桂…