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三重県にある松阪市民病院が業者に物品を発注する際、本来は必要がないのに自身が実質的に経営する企業を仲介させ、病院に約140万円の損失を与えたとして、名古屋地検特捜部は21日、背任の疑いで、病院事務員の岡本貴江容疑者(37)=松阪市=を逮捕した。逮捕容疑は、自身が実質的に経営する企業の代…