2022年11月9日、特定非営利活動法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(以下RJC)主催の「第32回(2023年次)RJCカーオブザイヤー」最終選考会が実施された。
この選考会において、日産サクラ/三菱eKクロスEVがRJCカーオブザイヤーを受賞。さらに、軽自動車EVの電動化技術が評価され、RJCテクノロジーオブザイヤーも同時受賞した。そして、RJCインポートカーオブザイヤーでは、BMW2シリーズアクティブツアラーが受賞。
日産サクラ/三菱eKクロスEV、そしてBMW2シリーズアクティブツアラーがどのような点において評価されたのか、くわしく見ていこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/NISSAN、BMW
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日産サクラ/三菱eKクロスEV RJCカーオブザイヤー受賞!!
日産サクラ/三菱eKクロスEVは、2022年5月20日発表、同年6月13日に販売開始された軽自動車サイズの電気自動車である。同車は、第32回(2023年次)RJCカーオブザイヤーを受賞。
受賞理由としては、日本の交通事情にマッチした軽自動車独自の小回り性能に加え、電気自動車ならではの静粛性と力強くなめらかな加速といった点に加え、日常のドライブに充分な航続距離と先進安全性能面が挙げられる。また、幅広いユーザーに届く車両価格の実現により、日本におけるEV普及促進に弾みをつけるモデルとしても評価された。
そして、今回、サクラとeKクロスEVはRJCテクノロジーオブザイヤーも同時受賞した。日産と三菱が培ってきた電動化技術を生かしながら、軽自動車としての制約をクリアした商品力の高さ、低コスト化の実現や、今後の小型EVの礎となる技術が評価された。
輸入車部門にあたるRJCインポートカーオブザイヤーでは、BMW2シリーズアクティブツアラーが選ばれた。同車は、2022年6月14日に発表、同日発売された。
BMWならではのダイナミックなスタイリング、広々とした室内空間や、高い運動性能と快適性を融合した。また、プレミアムMPVにふさわしい魅力と高い実用性を両立したことが評価された。
2022~2023日本自動車殿堂 カーオブザイヤー、そして今回の2023年次RJCカーオブザイヤーの発表が終了した。
残すは、2022年12月8日に発表される日本カーオブザイヤー2022-2023となる。すでに10ベストカーが発表されている。どのような結果になるだろうか。発表まで楽しみで仕方がない。
●RJCカーオブザイヤー 6ベスト
スズキアルト
マツダCX-60
スバルWRX S4
日産サクラ/三菱eKクロスEV
日産アリア
日産エクストレイル
●RJCテクノロジーオブザイヤー 6ベスト(車名:技術名)
日産サクラ/三菱eKクロスEV:軽EVの電動化技術
ルノーアルカナ/ルーテシア/キャプチャー:E-TECH HYBRID
マツダCX-6:縦置きパワーユニットに対応したSKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー
スバルWRX S4:スバル・パフォーマンス・トランスミッション
日産エクストレイル:第2世代e-POWER × VCターボ × e-4ORCE
VWゴルフGTI/ゴルフR:ビークル・ダイナミクス・マネージャー
●RJCインポートカーオブザイヤー 6ベスト
BMW2シリーズアクティブツアラー
ボルボC40リチャージ
フィアット500e
ルノーアルカナE-TECH HYBRID
シトロエンC4/E-C4 ELECTRIC
プジョー308
アウディQ4 e-tron/Q4 SB e-tron※
※6ベスト選出後にノミネート辞退
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