PIKATAから発売されているアラミド繊維を採用したiPhone 14 Pro用ケース「MagEZ Case 3」をレビューします。
PIKATAは創業時からアラミド繊維を使ったケースを作り続けており、今回レビューする「MagEZ Case 3」は耐久性がありながら軽量のアラミド繊維で織り込んだアラミドクロスを真空成型して製造された薄型・軽量のケースで、軽量、極薄、擦り傷防止、色褪せ防止、信号干渉なし等の特徴を備えています。
▲「iPhone 14」用のケースに使用しているパッケージは、100%分解可能なバガス再生繊維パルプであり水溶分解できる素材を採用しており、環境に配慮されています。
▲パッケージの中身は、ケース本体の他、取り外し方法を解説したシートと同社の製品カタログに加え、ケースのフィット感を向上させる為のステッカーが3枚付属しています。
▲今回レビューする「MagEZ Case 3」のグレーツイル柄モデルは、より繊維が細く、薄く、軽いアラミド繊維「600D」を採用しており、厚さは0.95~0.98㎜、重さは17.3gで、前モデルの「MagEZ Case 2」よりも最大33%右側、27%軽くなっているのが特徴。
他に繊維の粗い1500Dを採用したモデルもあり、iPhone 14 Pro向けの厚さは1.05~1.08㎜、重さは18.6g。
▲表面はカーボンの様な高級感のあるデザインで、特殊な3層コーティングでマットな質感に仕上げられており、滑らかで快適な触り心地となっています。
▲薄いけど固く、ピッタリフィットすることから、装着しても大きくならない。装着も着脱も簡単に行えるように設計されています。
▲リアカメラ部分はカメラレンズの出っ張りに合わせて、航空金属を採用したカメラガードが備え付けられており、リアカメラ側を下向きに置いても接触しないようになっています。
▲ ケースのエッジが僅かにディスプレイよりも高くなっており、ディスプレイ側を下に向けて置いてもディスプレイが直接接触しない設計。
▲背面にはMagSafe用のマグネットリングが内蔵されており、MagSafeアクセサリを装着可能。MagSafeマグネットと樹脂を注入したスリムな基板「MagSafe SlimBoard」を採用したことでケースの薄型化を実現しており、磁石の厚さも0.55㎜から0.4㎜へと27%薄くなっています。
▲消音スイッチと音量調節ボタンの周辺は大きく開けられており、操作性は特に問題なし。
(iPhone 14 Proのスペースブラックモデルしか手元にない為、見難いですが…汗)
▲本体下部も大きく開いたデザインで、充電ケーブルのLightningコネクタが干渉する心配がない設計。ただ、大きく開いている為、「iPhone 14 Pro」のエッジ部分の保護がないことがちょっと心配。
▲本体上部も下部と同じく大きく開いたデザインで、エッジ部分を守れないことが懸念材料。
(恐らく、装着と着脱のために設計上の都合かと…)
まとめ
薄くて高級感のあるケースが欲しいという方やケースを付けることでiPhoneが大きくなることが嫌な方にオススメのケースです。
個人的には周りにMagSafe対応アクセサリが増えてきたので、MagSafe用の磁石が内蔵されているのも助かります。薄型・軽量ケースで磁石内蔵の製品はなかなかないので…。
なお、「MagEZ Case 3」シリーズは今回レビューしたグレーツイル柄に加え、独自の浮き織りデザインを取り入れた「グレー 序曲」と「グレー ラプソディ」も用意されており、価格は600Dおよび1500Dのグレーツイル柄が6,999円(税込)、浮き織りデザインモデルが7,999円(税込)となります。
また、アラミド繊維とTPU(熱可塑性ポリウレタン)を結合させて耐衝撃性能を向上させた「MagEZ Case Pro 3」も発売されるようで、「MagEZ Case 3」の耐衝撃性能が心配な方向けとなりますが、現時点ではまだ未発売の模様。