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AMDが2022年9月27日から発売を開始したRyzen 7000シリーズですが、売れ行きがあまり芳しくないのか欧州を中心に早速大幅な値下げが行われているようです。

Ryzen 9 7950Xが最大20%引きで販売。Ryzen 7000シリーズ全般で値下げが行われている模様

AMDのRyzen 7000シリーズに関しては、米国では価格がRyzen 5000シリーズに対して値下げか据え置きとなっていましたが、日本や欧州ではドル高の影響で大幅な値上げが行われています。

競合のIntelもRyzen 7000シリーズと性能がほぼ同じか若干上回る第13世代Raptor Lake-SをAlder Lake-Sとほぼ同じ価格で販売していることから、為替関係なくRyzen 7000シリーズのコストパフォーマンスは競合に対して見劣る場面が多くあり売上も芳しくない状態となっていますが、欧州にてこのRyzem 7000シリーズの販売価格が値下げして販売され始めているようです。

Ryzen 9 7950Xが日本円で9万円台に。現在は欧州だけ値下げ中?

AMDのRyzen 7000シリーズは欧州においてはドル高ユーロ安が反映されているため、Ryzen 9 7950Xが849EUR、Ryzen 9 7900Xが669EUR、Ryzen 7 7700Xが479EUR、Ryzen 5 7600Xが359EURで販売されています。

ただ、11月20日以降、Ryzen 9 7950Xが19%引きの669EUR、Ryzen 9 7900Xが17%引きの550EURとハイエンドモデルを中心に大幅な値下げが行われています。アッパーミドルレンジとなるRyzen 7 7700Xも479EURから410EURと14%、Ryzen 5 7600Xは16%と大きな値引きがされています。

なお、現時点ではこのRyzem 7000シリーズの値引きが大型オンラインストアで値下げして販売されているのは欧州だけですが、日本では価格.comに登録されているRyzen 7000シリーズの多くのモデルが発売当初より値下がりしています。

Ryzen 9 7950Xに関しては11万7800円が最安値は104,800円、Ryzen 9 7900Xは92,500円から約78,000円、Ryzen 7 7700Xは66,800円から約55,000円、Ryzen 5 7600Xは49,900円から44,500円と最大15%の割引が行われています。

 

AMDのRyzen 7000シリーズではIntelの第13世代Raptor Lake-Sに比べるとハイエンドモデルのRyzen 9系では同等レベルの性能を持っていますが、Ryzen 7以下となると競合のCore i7-13700KやCore i5-13600Kに大きく劣る性能となっている一方で、価格はIntel CPUの方が安いという状況となっています。そのため、販売ランキングなどを見てもIntel製CPUがランキング上位を占めている状態ですが、AMDの値下げによってRyzen 9などハイエンドモデルは巻き返せる可能性はありますが、Ryzen 7以下となると次はマザーボードの価格がネックとなるため、早くA620などエントリー向けマザーボードを出してほしいところです。

 

すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

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