9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP Moto3クラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が2位を獲得した。今季はこれで6度目の表彰台となる。
2番手からスタートした佐々木は好調なスタートを決めると、1周目を終えた時点でポジションをキープ。やがてイサン・グエバラ(AutoSolar GASGAS Asper Team)とダニエル・オルガド(Red Bull KTM Ajo)と佐々木による先頭グループが形成され、スタート直後から驚異的な速さを見せた。
2周目には3人ともベストラップを記録し、特に佐々木の1分57秒967のファステストラップは、このレースで2番めに速いものであった。
佐々木は終始ハイペースで走行し、一度も2番手の座を明け渡すことなく終盤までレースを運び、残り3周となったところで、ふたりに絞られた集団を追走する形となった。最終ラップでは、コンマ数秒の差となり、2位でフィニッシュした。
■佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)
「優勝争いができると思っていたけれど、2位でフィニッシュできたことは最大限の力を発揮できたと思うので、今日は満足しています。何かを失うようなポイントはもう少し努力しなければいけません」
「次のレースはホームグランプリになります。改善していかなければならないので、努力して、日本では優勝争いができるようにします」