経済産業省は、広島県大崎上島町に整備したカーボンリサイクル技術の実証研究拠点で、正味としてマイナスの二酸化炭素(CO2)排出量を達成するネガティブエミッションの可能性を検証する。同拠点にCO2を供給するCO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化複合発電(IGCC)設備で50%のバイオマス混焼技術を確立するための実証事業を2023年度から開始する方向。バイオマス燃焼により発生した分のCO2をコンクリートや化学品に固定化できれば、ネガティブエミッションを実現できる可能性がある。
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