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現代の“赤ひげ”(上) 古里を離れて都会で働く出稼ぎ労働者たちに寄り添い、健康管理に尽くした医師が今年5月、亡くなった。横浜市の港町診療所の元所長、天明佳臣(てんみょうよしおみ)さん。90歳だった。秋田県出身者を中心に宿舎を訪ね歩き、多くの労働者に慕われ「現代の赤ひげ(※)」と呼ばれ…