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 アウトドアやテレワークなどと結びついて、商用ユーザー以外からも熱い注目を集める商用軽自動車。ホンダN-VANやススキ・エブリイ、ダイハツ・アトレーといった既存モデルも人気だが、この9月にスズキが投入したスペーシア ベースは、一般ユーザーの使用を想定した工夫が満載されており、ヒットの予感がぷんぷんする。

 そのヒットを後押ししそうなのが、充実したオプション装備だ。ホームページを見てみても「これは欲しい!」と思えるアイテムがたくさん見つかり、実に楽しい。そこでここでは、スペーシア ベースが気になっている人に向けて、ぜひ検討すべき必須オプションを紹介しよう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/スズキ

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その1:1500Wが車内に引き込める外部電源ユニット(4万8950円)

これを付ければ魅力倍増! スズキ・スペーシア ベースはクルマもいいがオプション装備もすごい!
外部電源ユニットの概念イラスト

 スペーシア ベースは、後席と荷室を組み合わせてリモートワーク環境が構築できたりするが、パソコン仕事や車中泊に欠かせない電源確保に役立つのが、この外部電源ユニットだ。このオプションは自宅のコンセントや発電機から最大1500Wの電力を車内に引き込むもので、リアバンパーへの電源取り込み口と車内のコンセント設置がセットとなる(5mの外部電源ケーブルも付属)。

 これさえあれば、車内の環境はガラリと変わる。とにかく1500Wの容量だから、スマホやPCはもちろん、照明やテレビ、電子レンジも500Wならいけそうだ(※電子レンジは定格電力以上の電力を使うので注意)。まさに「動く1LDK」。オートキャンプなどに出かけても楽しい夜が過ごせそうだ。

その2:作業エリアが広がるカーテン&タープキット(3万1350円)

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カーテン&タープキット(バックドアネットと外部電源ユニットも併用)

 アウトドア派に欠かせないのが、カーテン&タープキットだ。これは跳ね上げた荷室のリアハッチを利用して居住スペースを拡張するアイテムで、雨天の際などにも強い味方になる。タープの下にはコンパクトなテーブルと椅子程度なら置けるから、車内ではできないバーナー調理なども楽しめる。タープ内を外から遮るインナーも付属するから、ちょっとした着替えなどに役立つはずだ。1年間2万kmの保証が付いている点も純正オプションならではだ。

その3:プライベート空間が作れるカータープ(3万9600円)

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カータープ(バックドアネット併用)

 上で紹介したカーテン&タープキットと似たアイテムがこれ。湾曲した2本のポールを利用したカータープで、ポールの片側を吸盤で車体に固定してスペースを作る。カーテン&タープキットと異なるのは設営場所がフレキシブルなこと。リアハッチやボディサイドなど、吸盤さえ使えればいろいろなところがタープエリアとして利用できる。こちらも1年2万kmの保証付き。

 外部から比較的見えにくい空間が作れるので、タープ内がよりプライベート的に使える。日差しを避けたい女性や小さな子供たちにも喜ばれるだろう。

その4:ラゲッジ開口部をふさぐバックドアネット(1万6500円)

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カータープと併用したバックドアネット(外部電源ユニット接続中)

 車内はとかく暗く、暑くなりがち。そんなとき、これがあればリアハッチを開けて換気を行いつつ、最低限のプライバシーも確保できる。マルチボードを机にしてテレワークなんて場合には目の前に外の景色が見えて快適そう。ちなみにメッシュ素材だが、上部にすき間があるので虫よけにはならない点は残念。

その5:収納を助けるベースラック+カーゴラックアタッチメント(2万2660円+5万8575円)

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ベースキャリアとカーゴラックアタッチメント

 軽商用車はルーフラックを付けるといっそう絵になる。スペーシア ベースにも複数のルーフラックアタッチメントが用意されているが、ここはあえてスチール製のカーゴラックでワイルド感を強調したい。ただし取り付けられるのはルーフレール装着車に限られる。

 土台となるベースキャリアは信頼のTerzo製で、最大積載量は30kg。そのうえに固定するカーゴラックは重さ12kgで、最大積載量は12.2kgとなる。サイズは長さ1200mmで幅が960mm。軽自動車は室内スペースが限られるだけでに、寝具やマット類などを一時保管するには非常に便利。ただし荷物の固定と雨対策は万全に。

その6:足元を引き締めるアルミホイールハーフキャップ(シルバー2200円/1枚、他色は3080円/1枚)

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アルミホイールのセンター部分に装着するハーフキャップ

 スペーシア ベースは商用車としては珍しいビビッドなボディカラーが魅力だが、そのボディカラーを引き立てる小物がこれ。アルミホイールのセンター部分に被せるハーフキャップだ。

ボディカラーと合わせてもよし、あえて違う色で個性を主張してもよし。スペーシアの標準ホイールはブラックなので、足元を引き立たせる効果は高いはず。ただし下位グレードのGFは鉄チンホイールなのでホイールごと購入する必要があるから要注意。ちなみにオプションのアルミホイールにはホワイトもあって、まるごと換えてドレスアップを楽しむのも手だ。

いかがだったろうか。ここで紹介したアイテムはほんの一部で、スペーシア ベースには実に多彩なオプションが用意されている。スペーシア ベースが欲しいと思っている人は車両カタログのみならず、アクセサリーカタログもじっくりとチェックすることをオススメする!

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