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2011年3月の東日本大震災で被災した少年が今月、警察官として新たな一歩を踏み出す。岩手県釜石市で津波から間一髪で逃れたが、同居していた祖母の行方は今もわからない。「市民の命も自分の命も守れる警察官になる」。震災から11年半がたった今、決意を新たにしている。（広瀬航太郎）警察学校同期の…