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世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

9月16日(金)の放送では、クック諸島のアバナハーバーを紹介した。

南太平洋のラロトンガ島。ターコイズブルーのラグーンに、アバナハーバーという港がある。

そのすぐそばで、地元の新鮮な魚を調理している人気のカフェを見つけた。

お客さんのお目当てはサンドウィッチ。「とても美味しいよ」「食べたことのない美味しい味」という声が上がる。

でも、なぜサンドウィッチなのか? オーナーのジル・カバナさんに聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

この島に遊びに来たとき、漁師である今の夫と出会ったのがきっかけ。フィッシュサンドを出すカフェを思いついたのです

13年前、ニュージーランドから移住してきたジルさんは、この島で運命の人と出会った。それが、今の夫であるモコさん。

地元で漁師をしている彼は、いい魚が釣れるとすぐにさばいて店まで届けてくれるという。

とれたての魚で作ったフィッシュサンドが、カフェで一番の人気メニューだ。

そして、もうひとつのごちそうがモコさんのウクレレ。

食べてよし、聞いてよし。南の島にあるカフェには、素敵な時間が流れていた。

なお、次回9月23日(金)放送の『港時間』は、ラロトンガ島のムリラグーンを特集。

セーラーの憧れの場所で行われていた海を守るための活動を紹介する。