ポールスター初のSUVは500馬力以上。ポールスター3については、まだあまり知られていない。しかし、このSUVには、オプションでパフォーマンスパッケージが用意されており、そのすべてを備えているのだ。
電動モーターを2基搭載する4輪駆動
まず、「ポールスター3」は、「ボルボ カーズ」が開発した新しいテクノロジープラットフォームをベースにしている。また、スマートアイ、ゼンセアクト(自動運転技術)、ルミナール(ハンズフリー運転システム)などの安全システムを搭載したSUVだ。
もっとエキサイティングなのは、そのパワーユニットかもしれない。電気、もちろん電動だ。ベースモデルのシステム性能がどの程度になるかは未定だ。唯一確かなことは、E-SUVは市場投入時に提供されるすべてのバリエーションにおいて、前後に2基の電動モーターを搭載する。さらに、ポールスターでは、リアのEモーターにトルクベクタリングとデュアルクラッチシステムを搭載している。
2秒でスポーティからリラックスへ
すでに明らかになっている特別な機能をひとつ。アクティブショックアブソーバーは、2秒以内に硬めから快適な硬さに切り替えることができ、またその逆も可能となっている。さらに、このSUVは低重心で広いトレッドを持つことも強調されている。出力仕様はオプションの「パフォーマンスパッケージ」で、380kW(517馬力)、最大トルク910Nmとなっている。
ポールスター3は、ブランドらしいディテールも備えている
バルブフラップやシートベルトはスウェディッシュゴールドを採用するなど、おなじみのディテールが第3のモデルでも繰り返される。インテリアについては、レーザー刻印のライトストリップがあることだけは確かだ。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Polestar