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過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティしくじり先生 俺みたいになるな!!

11月18日(金)の放送では、伝説の学生コントユニット出身のピン芸人・小島よしおが登壇し、“大学お笑いサークルに潜むしくじり”をテーマに授業。

大学時代の“カン違いしくじり”を赤裸々告白した。

実力派お笑い芸人を多数輩出し、最近大きな注目を集める“大学お笑いサークル”。

サークルと聞くと、同好会のようなイメージを抱く人もいるが、首都圏の大学のお笑いサークルは1000人を超える芸人予備軍が在籍する巨大組織。

実は、小島は早稲田大学時代、かもめんたる・岩崎う大や槙尾ユウスケらと“WAGE”というお笑いサークルに所属し、学生ながらネタ番組などに出演して大活躍。つまり、“大学お笑いブームの先駆者”だった。

しかし授業冒頭、小島は“自身が大学卒業すると同時にWAGEが解散し、路頭に迷う”という壮絶しくじりに遭遇していたことを告白。

小島はその原因を“しょせんアマチュアレベルなのに調子をこき、プロの壁の高さを知って絶望した”からだと分析し、WAGE時代の自身のカン違いしくじりをひもときながら、大学お笑いサークルでやりがちなしくじりの特徴を解説していった。

◆天狗になって友人ゼロで2回留年!小島の悲しすぎる逆質問に教室騒然

まず、小島が挙げた大学お笑いサークルのメンバーがやりがちなしくじりのひとつ目は、“超身内客しかいないサークルのライブでウケて天狗になる”というもの。

基本的にお笑いサークルは校内で声をかけて集客するため、観客は友人ばかり。内輪だからこそネタがウケやすい傾向があるにもかかわらず、「(舞台に)出てる方はどんどんカン違いしちゃって…」と、天狗になりはじめたころの感覚を振り返った。

そして2つ目が、“お笑いをやっている優越感でクラスメートを見下し友達ゼロ”。

WAGEはお笑いコンテスト『ギャグ大学偏差値2000』で3位入賞したのをきっかけに、大手芸能事務所に所属したのだが、芸能人になった気分でさらに天狗になった小島は優越感にひたって「同じクラスの子たちを“一般人だ”って思っちゃってた」と見下していたことを吐露。

「授業も休みがちで、出たとしても授業を聞かずにずっとギャグを考えてた」と懺悔した。

そんなカン違いから友人がいなくなり、“テスト前にノートが借りられず、2回留年”という事態に陥ってしまったとも激白。

同じく早稲田大学卒の井桁弘恵が「友だちとのつながりって大事ですよね。そういうのがないとけっこうしんどいですし…」と学生時代の経験を踏まえてコメントすると、なぜか小島は「どうやって友だち作ったんですか?」と悲痛な表情で逆質問。

それを聞いたハライチ・澤部佑は「悲しい質問やめてくださいよ!」とたまらず声を上げ、オードリー・若林正恭は「子ども集めてオッパッピーの人が? 説得力なくなるぞ!」と猛ツッコミ。小島は力なく苦笑いを浮かべていたが、教室では大きな笑いが起きた。

◆中退を考え、緊急家族会議も!? 大学お笑い出身芸人たちの爆笑アンケートも公開

小島が明かした3つ目の特徴が“中退を考えがち”なこと。

カン違いがピークに達していた大学2年のとき、小島はある決断を下した。

大学を中退してお笑い界で成功した大御所が多数いることから、自身も大学を辞めようと考えた。

しかし、これには親が猛反対。緊急家族会議の結果、中退を思いとどまったと話した。

さらには夢のために大学を中退しようと思っている人たちに向けて、「私自身は卒業してよかったと思うことは何度もありましたが、途中で辞めてればよかったなと思うことは今のところ、1回もありません。気持ちが高ぶっていると思いますがいったん落ち着いて親と話し合うことをおすすめします」と呼びかけた。

このほか、授業ではWAGE解散までの知られざる経緯も説明。

また、大学お笑いサークル出身の若手芸人に実施したしくじりアンケートも公開。

大学時代に「打ち上げ10次会を“究極”と名づけ、大喜利やモノボケをやり合っていた」「周りの大学生はとにかくつまらない人間の集まりだと思っていたので、授業中以外は必ずイヤホンをしていた」など、トガったエピソードが続々と暴露され、お笑いサークル芸人たちの仰天生態が明らかになった。